雲の上の
ヤフーニュースで何の気なしにニュースを漁っていたら今日ダントツで心に響く言葉を見つけてしまいました。パッと見の衝撃だけなら今年で一番ぐらいの言葉です。まさかそんな単語がウェザーニューズの記事の中に転がっているだなんて思ってもいなかったんですが。
その言葉は「虹色現象」の記事の中にひっそりと隠れていました。僕は暇なときは基本スポーツニュースばかり見ているのですが、明らかに社交辞令とわかる「今日は天気がいいですね。」みたいな話にも嬉々として「でも、あと何日かすると天気悪くなってくるらしいですよ。」とか「昨日より5度も気温高くて初の真夏日になるんだって。」とか話を広げちゃってはあ、とかへえ、とか返事されちゃいがちなぐらい天気の話は結構好きなので、ヤフーニュースのトップに「各地で虹色現象を観測」みたいな記事があるとスポーツだなんてさておいて反射でなんだなんだと開いてしまうわけです。そこには虹色現象にはいろんな種類があって本日観測されたハロは天気下り坂の合図みたいなのがペラペラ書かれてるわけです。ここまではなんてこともない、ただの記事です。で何が問題だったかというと、記事にはよく記事をより分かりやすくするための写真とか図とかが乗ってますよね。いくぶん漏れずこの記事にも同じような分かりやすい図があったのですが、ここに悪魔は隠れていました。
問題の図
お分かりいただけただろうか。お分かりいただけたでしょうか。
雲の上のモニョ
なんじゃそれ。おい。アウトやんけ。おいおいおいおいおい。ポニョやんけ。どっからどーみてもポニョやんけ。それも何の前触れもなしに。なんじゃそれは。ヘイヘイヘイヘイ。絶対パクったやろこれ。モニョってなんやモニョって、おい。
って心の中で叫びますよね。これ見たら。
しかもこの図の前にハロの説明はしてくれてたけど「モニョ」なんて言葉の意味はなんも説明してくれてないし。「モニョ」という言葉に慣れさせてあげよう見たいな配慮もないし。全くの初見だし。なんの準備体操もしないで「モニョ」という単語に向き合わせてはいけないって習わなかったんですかね。小学校かなんかで。それも丁寧に「雲の上の」なんていう修飾語まで付けてくれちゃって。悪意しか感じられない。
そしてよくよく見ると他の単語もまあまあヤベエ奴揃いなんですよね。ナミナミ雲だとかスジスジ・ケバケバ雲とかもっといい名前あったんじゃないですかね。スジスジに関しては擬音語にもなってないというトラップ付き。入道雲もシンプルにいけばいいものを、擬音語縛りみたいになっちゃってるからもくもく付け足してるし。ハロも陽気な黒人のおっさんが気さくに「ハロ!」って言ってるように頭の中で変換しちゃったから混乱が収まらない。
この図一枚で授業中の集中力全部持ってかれました。
なにはともあれモニョを見つけたら雨が降りやすいそうです。
モニョってなんだよって軽く調べたら雲のもにょっとしたところらしいです。WTF
各地で天気下り坂を告げる虹色現象を観測(ウェザーニュース) - Yahoo!ニュース
内容は分かりやすくてとてもためになったニュースでした